Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER @エコパ

待望のアルバム「COSMIC EXPLORER」を引っさげた2年ぶりのツアー。
静岡ではJPNの時にエコパ来て以来4年ぶりとか。

楽しみにしている人がいるからネタバレだめだよってあーちゃんに言われたので、細かい曲目や演出とかについては、後日書きたいと思います。

でもちょっとはみ出ちゃうかも。

〜〜〜〜一応ネタバレ予防線〜〜〜〜〜〜

とにかく最高に楽しかった！
でも少し落ち着かなかった。

愛野に近づくにつれていろんな時期のperfumeグッズを身に着けた人がゆったりと集合。
男女はざっくり半々で20代女性から40代男性くらいまでが多い。子どももおばさんもいる。
すごく自然で、変な服着たヲタクもいないし、恥ずかしい感じがない。
かわいいコスプレの子はいる。
グッズ売り場もさらっと買え、殺伐としていない。
ここにいる人はどんな人達なんだろう。
ヲタクっぽくない、リア充の人達？それって誰？
世の中の人はどのくらいの頻度でライブにいくものなのか、友達と一緒に？１人で？

1人ずつインタビューしたいくらいだ。

Pafumeさんはライブも年に１回とかだし、そんなにすごくテレビに出ている訳でもない。
はまるには、情報が少ないようにも思う。

ライブは素晴らしく、贅沢でお得感さえある。
３人のシンクロする動きに見惚れる。
照明のお仕事も冴え渡ってるし、低音が気持ち良い。
曲に身体を揺らす、クラブみたいに。
ビジョンが４方向にあるので、あんまりオペラグラスで本人達の顔を追う事もなく全体を楽しむ。
アルバム表題曲にいたってはド直球でド真ん中の演出。
ふるふるするほどかっこよかった。

その場で曲を決める3569コーナー。
アルバムツアーでも昔の曲やってくれたり、公開リハーサルだったりと、前から好きなファンにも優しい。
スタッフワーク≒モノづくり的なものへの憧れも満たされる。

アリーナの真ん中に360度のメインステージがあるのでどこからでもとても見やすい。
どの席で見ても最大限楽しめるように配慮された空間。
席は当日抽選で来まる。前方席だけがつり上るような形でなければ転売も旨みがないから減るだろう。

で、ステージに目を向けると、同じくステージを観るお客さんの背中、そしてその先のこちらを向くお客さんの顔が見える。観客はお互いの姿を見る。照明も客席を明るく照らす。
そこでやるPTAのコーナーのコールアンドレスポンス、そしてダンス。
観客が参加し、適度に体を動かし、動きが揃い、その従順さが怖かった。

そういえば、LEVEL3の時に感じたプロジェクトチームPerfumeのフロントマンとしての3人、という感じは薄れて、とても人間らしく感じた。

Perfumeさんはいつまでたっても世界に対する新鮮さ、みずみずしさを失わないように見える。
それをあびてとても幸せなのに、自分が浄化されて消え失せてしまうような心細さを感じた。

次のツアーも必ず来たいと思う。
その時も心細いと感じるのかしら。