あえて、の話し。 はじまり

愛ってなんだ、なんなんだ。
唐突だけど、私の愛の話しをします。

ちょっと記憶が錯綜してたり、美化しちゃってますけどご勘弁を。

さて、今はモーニング娘。大好き、アイドル大好きを公言してはばからない私ですけど、実は後ろめたさを感じていた頃もあったのです。その頃の話。

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2006年頃、AKBもまだ一般の人には届いていない、アイドル戦国時代前夜(この言葉嫌いだけど)。
10年近く活動を続けてきた、モーニング娘。を筆頭とするつんくプロデュースのアイドル集団「ハロープロジェクト」はオワコン扱いされていました。テレビ露出も減り、ブームは終わった、消えた、まだいたの?
中学生で見てたASAYANから、ハロモニ、狼やテキサイで生ぬるく見守って来た私もちょっと離れたところからぼんやり見ていた。

でも、休学して家に引きこもっていた時にテレビで歌う松浦亜弥を見た。すごいなと思った。かっこよかった。しばらくして静岡でコンサートに行った。2階席から1階を見下ろして、盛り上がってるそっちに行きたくなった。あとはどんどんおりていくだけ。

オフ会で知りあった友達と現場に行って、会場前でぐだぐだして(これを会場推しと呼びます)、夜を徹してDVD祭りをして、新宿パセラでヲタカラをして、はてなmixiに長〜い感想文を書き殴る毎日。夢のように楽しかった。
でも、どこか後ろめたかった。

黄金期を支えたエルダークラブメンバーの大量卒業。大好きだったメロン記念日の、美勇伝の解散。ぼちぼち続く不祥事。
勝手にハロプロの終焉を見届けるような気持ちでいた。儚さが好き、とか滅びの美学とか言ってみる自己陶酔。人の青春を搾取してるんじゃないかとか。諦めていた。あえて、ダサいのが好きみたいな感覚。虐げられる暗い喜び。土下座。

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なかなか愛に辿り着かないまま、救いがない感じで、続くよ。
救われたい人は続け!

今日発売のモーニング娘。54thシングルのテーマは、愛。特設「愛のサイト」はこちら。